吾輩はがんである 笑福亭小松

[吾輩はがんである 笑福亭小松]


内容紹介

末期がんからの生還！！

5年生存率15％の末期がんを、ファイティング・スピリットで克服！
落語家として、父として、夫として、刻み続けた5年間の心の軌跡！！

「時間をください。まだ小さいうちの子が、おとなになるまでとは言いません。せめて、そこそこ大きくなるまでの時間を私にください……」

この1冊は小生の自慢話でもなければ、サクセス・ストーリーでもありません。死にたくないというより、“生きたい一心”で、つねに己を窮地に追い込み、「捲土重来（けんどじゅうらい）」を胸に刻み、を胸に刻み、闘ってきた心の軌跡……。困難に立ち向かうファイティング・スピリットを1人でも多くの方に知ってほしかった、というのがじつのところでした。（中略）こんなことを語れるようになったのは、がん、そして列島各地で出会った方々のお陰様です。今まで出会った方々に感謝、そしてまだ見ぬこれから出会うであろう方々に感謝。森羅万象に感謝しないではいられません。――（「エピローグ これから」より）


内容（「BOOK」データベースより）

5年生存率15%の末期がんを、ファイティング・スピリットで克服!落語家として、父として、夫として、刻み続けた5年間の心の軌跡。

内容（「MARC」データベースより）

「時間をください。まだ小さいうちの子が、おとなになるまでとは言いません…。」 5年生存率が15%の末期がんを、ファイティング・スピリットで克服。落語家として、父として、夫として、刻み続けた5年間の心の軌跡。


著者について

■笑福亭小松（しょうふくていこまつ）
1957年、滋賀県草津市に生まれる。本名夏川鴈二郎。草津中学卒業後、15歳で六代目笑福亭松鶴（故人）に入門。
1996年12月、進行性胃がんと診断され、翌年1月、胃とひ臓を全摘出、すい臓の2分の1の摘出手術を受けた。手術後「がん告知」を受ける。「5年生存率15％」という絶望と自棄の境地を経て一念発起し、日本列島徒歩縦断（3000キロ）を決意。98年2月17日鹿児島県庁前を1人で出発。130日後の6月26日札幌市の北海道庁前に無事ゴールインした。旅の途上、日本各地で行った「がん克服落語会」は全国的な話題を呼び起こし、がんを体験した多くの人々に勇気と感動を与えた。
その後、独演会にも挑戦、「小松のらくだ」の話術で平成12年度芸術祭優秀賞（演芸部門）を受賞した。また、ニュージーランドで英語落語にも挑戦、2002年4月より奈良県立高田高校定時制に入学。一方で、岡山大学非常勤講師も務めるなど、落語や講演会のほか新聞のコラム執筆など多方面で活躍中である。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

笑福亭/小松
1957年、滋賀県草津市に生まれる。本名夏川鴈二郎。草津中学卒業後、十五歳で六代目笑福亭松鶴(故人)に入門。1996年12月、進行性胃がん(ステージ3b)と診断され、翌年一月、胃とひ臓を全摘出、すい臓の二分の一摘出手術を受けた。手術後「がん告知」を受ける。「五年生存率一五%」という絶望と自棄の境地を経て一念発起し、日本列島徒歩縦断(三〇〇〇キロ)を決意。98年2月17日鹿児島県庁前を一人で出発。百三十日後の6月26日札幌市の北海道庁前に無事ゴールインした。旅の途上、日本各地で行った「がん克服落語会」は全国的な話題を呼び起こし、がんを体験した多くの人々に勇気と感動を与えた。その後、独演会にも挑戦、「小松のらくだ」の話芸で平成12年度芸術祭優秀賞(演芸部門)を受賞した。また、ニュージーランドで英語落語にも挑戦、2002年4月より奈良県立高田高校定時制に入学。一方で、岡山大学非常勤講師も務めるなど、落語や講演会のほか新聞のコラム執筆など多方面で活躍中である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)